学会発表論文執筆チェックリスト


学会など学外で発表する発表論文は一般に公開されますので、恥ずかしい論文にならないように細心の注意を払う必要があります。最低でも下記の項目はチェックして下さい。とてもシンプルなことですが意外と神経を使いますので注意して下さい。

まず基本的な大原則
学会で指定されているフォーマットに従うこと。スタイルファイルがあるのならばそれをそのまま利用する。
  • フォント(スタイル)
  • サイズ
  • 句読点(「。、」or 「.、」) ・・・ 学会等でルールがありますので、指示されたとおりにすること。
  • 章、節番号の付け方
  • 図・表のキャプションの付け方
文書のフォーマットについて
  • ワードでコピペで文章を貼りつけた場合フォントが変わる危険があるので、「テキストだけ」を貼り付けること
  • 章・節・項の番号、図表番号は正しく割り振ること ← 超大切です。ここをミスると恥ずかしいです。
  • 印刷をして文章の途中でフォントが変わってないか確認する ←コピペを多用する際は注意
英文タイトル、アブストラクトについて
  • 翻訳アプリを活用することは構わないが、それをそのまま貼り付けない。
  • Wordのスペルチェックを利用する。タイトル、アブストラクトだけでなく、所属の英語表記をミスってることがあります。
図・表について
  • 過去に発表済みの論文・原稿で使用した図はできるだけ使わない
    (自分が過去に発表した原稿などの図は原則そのまま再利用しない。少しでも違いを出す)
  • 図は原則としてパワーポイントで作成する。ペイントは利用しない。
  • 図中の文字は読めるような大きさになるよう工夫する
  • 図の大きさは1カラムの場合は横長の長方形。2カラムの場合は正方形あるいは縦長の長方形のサイズにすると美しく見える
  • ワードに貼りつけた図の大きさを変更する場合、縦横比が変わらないように注意する。縦や横の比を片方だけ変えて、無理やり横長にしない。元の図の作成段階から縦横比を考えること。
  • 一般的に原稿はグレースケール(白黒)印刷となるので、図を見て区別ができるか一度印刷して確認する
    (カラーOKかどうかは執筆要綱を確認する)
  • 本文中の図の説明はグレースケールを前提にする(カラーでもOKならそのままでよい)
  • ワードに貼りつける図は、グレースケールに変換しておく(カラーでもOKならそのままでよい)。(貼りつけた後、右クリックで変更できます)
  • ログイン画面、ユーザ登録画面など、意味のないもの(情報量のないもの)は原則として図として取り上げない
  • ネットからとってきた画像はそのまま利用しない
  • ワードにて作成した図をコピー&ペーストする場合は、「貼り付け形式」に気をつけること

レイアウト全般
  • 段落はじめは1文字空けているか?
  • 段落の最後の文については、1行の文字数が数文字で終わらないようにする。増やすか削るかして50%以上にする。
  • 図・表はできるだけ、ページ内の上部・下部にまとめる。つまり、文章内で図・表を入れないようにする。

参考文献と引用について
  • 参考文献に挙げている文献は、必ず文中で引用すること
  • 参考文献のリストの書き方は学会によって異なるので、執筆要項をよくチェックすること。
    通常は、下記の項目が必ず含まれます。
    著者名、題目、学会誌名、VolやNo、ページ番号発表年度
    ページ番号や文献名などは記入漏れのないにすること。これらがわからないソースが不明のような文献は参考文献として挙げない
  • 引用番号の付け方は学会によって異なるので執筆要項をしっかりチェックすること。たいていの場合、番号は出現順です
  • 原則としてインターネットに挙がっている匿名の記事やBLOG、WikiPediaは参考文献として挙げない
  • ネットでしか挙がっていない技術資料については、参考文献として扱ってもよい。その際は、URLとそのページを参照した日付を挙げる
  • 週刊誌、雑誌等は原則として参考文献として挙げない
  • 素人向けの書籍は原則として参考文献として挙げない
  • 卒業論文や研究室の内部資料など非公開のものを参考文献に挙げない


注意すべき表現

 ダメな表現、避けるべき表現推奨される表現 
受け身の表現
 例)本システムは〜で構成される。 
能動的な表現
 例)本システムは〜で構成する。
 です・ます体だ・である体 
 図1に示した。 図1に示す。
 (半角のカンマ),
 (全角のカンマ), 
冗長な表現 
例)
 ・開発を行うものとする
 

・開発する
 このシステム本システム 


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