GWT利用のための初期設定など

【NetBeans】

初期設定

Nebeansでは、GWT4NBと呼ばれるサードパーティーのプラグインを設定することで、容易にGWTを利用することができます。

    • GWT4NBのサイトから最新版ファイルをとってくる。
    • ダウンロードするとファイルの拡張子がzipになっている場合があるので、nbmと変更する。
    • 【ツール】→【プラグイン】→【ダウンロード済み】→【プラグインの追加】の操作により、ダウンロードしたファイルを読み込ませる

なお、GWT4NBは更新ペースが遅く、GWTやNetbeansのバージョンに対応できないときがありちょっと不安定な環境です。この問題があり、おちラボではNetbeansの利用を躊躇しています(この問題さえクリアすれば最高ですが)。

プロジェクトの作成方法

    1. プロジェクトは、ウェブアプリケーションを指定します。
    2. Frameworkにおいて、Google Web Toolkitを選択。
    3. ダウンロードしたGWTライブラリのディレクトリを指定します。

なお、Introduction to the Google Web Toolkit Framework にも参考にしてください。

【Eclipse】

環境設定

Eclipseの場合は、Googleが公式でプラグイン(Plugin for Eclipse)を用意していますので安心です。公式サイトよりプラグインを入手してください。このプラグインを入れることで、GAEも含めてSDKがすべて入ります。なお、GWTDesignerというのがちょっとおすすめですので、いっしょに入れておきましょう。

プロジェクトの設定方法

(GAEアプリとして使う場合)

    • 普通につかえますので省略

(GAE以外のサーバ環境で使う場合)

ちょっと面倒です。

    1. プロジェクトをDynamic Web appliation として作成
    2. Project → Propertiesを開き、ライブラリにGoogle Web ToolKitを追加
    3. つづけてOrder and ExportでGWT-SDKを上位にmoveする(おまじないです)
    4. さらにWeb ToolKitの項目でGWTを有効にする。ここまででPropertiesを閉じる
    5. プロジェクトにGWTModuleを追加(File→New→Other→ Google Web Toolkit にあります)
    6. プロジェクトにEntry Point Classを追加(File→New→Other→ Google Web Toolkit にあります)
    7. プロジェクトにスタート用HTMLファイルを追加(File→New→Other→ Google Web Toolkit にあります)
    8. #実はこの生成ファイルにバグがあり、このままでは動かないですね。記述を変更する必要があります

いちおうここまでで環境整備は整いますが、実際のコンパイルの仕方にちょっと工夫があります。下記の点を気をつけて下さい。

    • GWTのDevcelopment Modeはいちおう有効。Debug asやRun asでGoogleマークのWebApplicationを選択すればGWTはDevModeで立ち上がるようです。
    • サーバ部分は普通にTomcatなどのサーバを起動しておく必要があります
    • GWTのコンパイルは、GWTCompileを実行しないとダメということは理解しておいてください。