ポスター発表のススメ

ポスター発表とは

学会発表の形態として、ポスターというのがあります。これは、まさにその名の通り、ポスターを貼ってその前で自分の研究を説明するというスタイルととります。発表時間は短くても1,2時間ぐらいはあります。口頭発表と比べて格下のように思われるところもありますが、個人的にはポスター発表が好きです。なぜなら、

    • 長い時間を使える

    • 質疑に時間をかけることができ、アドバイスを得ることができる

    • 聴講者の方と仲良くなれる

などなど、15分程度で終わってしまう口頭発表よりははるかにメリットがあると個人的には感じてます。場合によってはシステムのデモのできたりしますからね。

ポスターの作成方法

通常の発表のようにパワーポイントを使うのが無難です。スタイルとしては次の2つ

(1)パワーポイントのスライドをペタペタ貼り付ける

一昔前は、これが一般的です。ポスターの領域に複数枚のスライドを貼り付けます。通常の発表スライドを作成する感覚です。

(2)ポスターサイズで作成する

近年は、大判プリンターを設置されているところが増えていると思います。であれば、積極的に使いましょう。ポスターサイズの資料を印刷する方法ですが、個人的にはパワーポイントで作成することを薦めます(簡単ですから、、、)。ユーザ定義サイズで任意のポスターサイズを設定すればOK。あとは、そのサイズにあった資料を作成しましょう。

また、もし可能であれば、印刷する用紙は「紙」ではなく、「クロス紙(布ポスター用紙)」を薦めます。クロス紙は折り曲げた後が残りにくいという特徴がありますので、折り曲げて持ち運べます。普通紙だと変な折り目がついてかっこわるくなります。