デザインパターン入門
デザインパターンとは一言でいえば、
- プログラムテクニックの定石的なパターンに名前をつけたもの
となります。クラスの使い方や構成方法についての定石になります。処理そのものを表現するアルゴリズムよりもレベル(階層)がひとつ上になります。デザインパターンには、20種類以上のパターンがあります。
なぜ、デザインパターンを学ぶ必要があるか?
一言でいえば
- プログラマーやSEの間での円滑なコミュニケーションを実現するため
と なります。デザインパターンで取り上げられるパターンは、プログラム経験がある人なら自然にやっていることです。ただ、それを説明するときに、「ほら。。 あれあれ、あの方法だよ。。。」って日本語を駆使しなくても、一言で言えるようになるというのがデザインパターンの狙いです。ただし、別の見方もできま す。プログラム初心者にとっては
- 世間一般で言われている定石パターンをてっとり早く知ることができる
という利点もあります。この講義ではすべてを取り上げませんので、講義後も自発的に学んでいくことをお勧めします。ただし、ある程度のプログラム経験がないと、ピンとこない話が多いと思います。