JDK/JREインストール、セッティング
JDKとJRE
- JDK ・・・ Java Development Kit(開発する際のライブラリ)
- JRE ・・・ Java Runtime Environment (Javaのソフトを動かすためのモノ。実行環境)
OracleJDK(JRE)とOpenJDK(JRE)
- OracleJDK(JRE) ・・・ Javaを開発したSun Microsystemsを買収したOracleが提供しているプロジェクト。これが本家本元。
- OpenJDK(JRE) ・・・ Sun Microsystemsが買収される前にJavaのオープンソース化を唱えて始まったプロジェクト。
どちらがよいかというのは微妙なところで、例えば、Java7についてはOracleはサポートを終了しているが、OpenJDKでは継続している。また、OracleはOpenJDKも支援しており、これベースにOracleJDKを提供しているらしい。OracleJDKでは、以前はMac版がなかったりした時期もあり、企業の方針に左右されやすいのがOracleJDK。
JDK/JREのインストール
Java プログラミングをするには,JDKをインストールする必要があります.JDKのバージョンは,1.1→1.2→1.3→1.4→5.0(1.5)→6.0(1.6) →7.0(1.7)→8.0(1.8) という流れでバージョンが変わっています.なぜ,1.4からいき なり5.0に変わったのかというと,Sun Microsystemsがそういう会社だったからですw.基本的には、最新版を利用することをおすすめします。
おちラボの研究室では、すでに各マシンにJDKが入っているはずです(c:\Java\JDKディレクトリに)。入ってなければ先生の指示に従い下記の通りにインストールしてください。
ダウンロード
注意事項
おちラボでよく利用するGPE(Google plugin for Eclipse)は、Javaのバージョンが最新に対応してない場合があります。GPEを利用するプロジェクトでは、ここを確認して、どのバージョンのJREを利用するのか確認して下さい。
【OracleJDK】
OracleJDKには,Javaのコンパイラや標準ライブラリ,JRE(実行環境)がもれなく ついてきます.
- OracleJDKのダウンロード! ・・・ 最新バージョン:8.0u40 (2015年3月現在) 特に指定がなければこれをダウンロードしましょう。
【OpenJDK】
JDKとJREを別々にダウンロードする必要があります。
インストール
(Windowsの場合)
セットアッププログラムをそのまま実行すれば自動的にインストールされます。
(Linuxの場合)
RPM形式をインストールしましょう.それがラクです.インストール先は,/usr/java/です.バージョン番号がついたディレクトリが作成されます.シンボリックリンクをはっておくと,バージョンが上がっても対応アプリは問題なく動くと思います.
インストールが完了したら、パスが通っているが確認しておくことを勧めます → パスの設定