JDK ・・・ Java Development Kit(開発する際のライブラリ)
JRE ・・・ Java Runtime Environment (Javaのソフトを動かすためのモノ。実行環境)
OracleJDK(JRE) ・・・ Javaを開発したSun Microsystemsを買収したOracleが提供しているプロジェクト。これが本家本元。
OpenJDK(JRE) ・・・ Sun Microsystemsが買収される前にJavaのオープンソース化を唱えて始まったプロジェクト。
どちらがよいかというのは微妙なところで、例えば、Java7についてはOracleはサポートを終了しているが、OpenJDKでは継続している。また、OracleはOpenJDKも支援しており、これベースにOracleJDKを提供しているらしい。OracleJDKでは、以前はMac版がなかったりした時期もあり、企業の方針に左右されやすいのがOracleJDK。
Java プログラミングをするには,JDKをインストールする必要があります.JDKのバージョンは,1.1→1.2→1.3→1.4→5.0(1.5)→6.0(1.6) →7.0(1.7)→8.0(1.8) という流れでバージョンが変わっています.なぜ,1.4からいき なり5.0に変わったのかというと,Sun Microsystemsがそういう会社だったからですw.基本的には、最新版を利用することをおすすめします。
以下の Oracle 公式のダウンロードページからインストール。
https://www.oracle.com/java/technologies/downloads/
Javaのバージョンにおける LTS(Long-Term Support) と 非LTS版 の違いは、主に「サポート期間」と「安定性・利用目的」にあります。
LTS(Long-Term Support)バージョンとは
長期間(通常8年)サポートされる安定版のリリース
企業・業務用途で推奨
セキュリティ更新・バグ修正が継続的に提供される
最新版:Java 21(2023年リリース、2025/05現在)
非LTSバージョンとは
6ヶ月ごとにリリースされる短期サポート版
新機能の試験導入や技術調査に適している
サポート期間は約6ヶ月のみ(そのバージョンの次が出ると、基本的にサポート終了)
商用利用では注意が必要(継続利用には向かない)
GraalVM(グラール・ブイエム)とは、高性能な多言語対応の仮想マシン(VM)で、主にJavaを中心に、複数のプログラミング言語を効率よく実行できるように設計されたプラットフォームです。
Javaアプリケーションの高速化
ネイティブイメージの作成
異言語間の相互運用
軽量なサーバーレス実行環境の構築
が特徴のようです。