Eclipseでサーブレットをプログラミングをするための手順です。なお、下記ではGoogle Plugin for Eclipseの利用を想定しています(利用しない場合は、該当部分は無視してください)。
1.プロジェクトの作成
この記事では、GoogleのWebプロジェクトとして作成します(通常は、Dynamic Web Project)です。Googleのウェブプロジェクトとすることで、WebサーバはJettyになります。Jettyは軽量なウェブアプリケーションサーバーの1つです。
プロジェクト名の設定
GAEは使わないのでチェックを外します。ここでGAEを選択した状態のままにすると、GAEで制限されたクラスしか使えなくなります。GWTについてはオンのままにしておきます。
ウィザードが終わると下記のようにファイルができあがります。GWTを有効化しているのでいろいろファイルができていますが、とりあえずこれらは使いませんので無視してください。下記において、サーブレットプログラムは ****.serverで終わるパッケージ(フォルダ)に置くのが原則であるということを頭に入れておいて下さい。
WTPの設定
上記まででもサーブレットプログラムは動きますが、作成する際にいろいろ不便なことが起きるのでWeb Tools Platformプラグインを有効化します。【Project】→【Properties】→【Project Facets】を選びます。
すると以下の画面がでます。ここで、
Dynamic Web Module
を選び、その右横にあるバージョンを2.4にします。
コンテンツディレクトリ設定
WTPでは、コンテンツのルートディレクトリをWebContentというフォルダにしようとします。しかし、Googleのウェブアプリケーションのコンテンツディレクトリは warフォルダです。よって、上記の「Dynamic Web Module」を選択した際に、下部に「Futher configuration」というリンクがあるので、これをクリックします。そこで、Content Directoryを「war」 に変更してください。以上の設定により、サーブレットを作成するというウィザードが有効になります。